生理時のトラブル

STD(性感染症)

STD(性感染症)は、おもにセックスによってうつる病気です。知らないうちに感染したり、他人にうつしてしまうこともあるので、気をつけたい病気です。予防や治療法について、正しい知識を身につけたいものですね。

STDってどんな病気?

セックスで感染する病気
病名 病気の説明 症状 治療法
カンジダ膣炎
病気の説明
カンジダ属の真菌(カビの一種)によって起きる。とくに風邪など、免疫力が低下していると菌が増殖する。
症状
デリケート・ゾーンや膣に強いかゆみがある。
おりものが増え、白いカス状や白いクリーム状に。性器が赤く炎症を起こすことも。
治療法
抗真菌剤の膣錠の膣内挿入、内服薬
クラミジア
病気の説明
クラミジア・トラコマティスという微生物が原因。セックスだけでなくオーラルセックスによってノドの粘膜に感染することもある。また、卵管炎を起こすと不妊症の原因となることも。
症状
無症状のことが多い。腹痛・排尿痛があることも。おりものが増える。進行して腹膜炎を起こすと腹痛・発熱も。ノドに感染し、咽頭炎、扁挑炎を起こすことも。
治療法
抗生物質
トリコモナス膣炎
病気の説明
トリコモナス原虫が寄生することによって起こる膣炎。男性にも寄生するので、互いの病原菌をやりとりする「ピンポン感染」を起こしやすい。
症状
黄色や血液のまじったおりものが出ることがある。泡がまじったおりものがでることも。デリケート・ゾーンにかゆみや痛みがある。
治療法
抗トリコモナス剤の服用と膣錠の併用
性器ヘルペス
病気の説明
単純ヘルペスウイルスに感染して起こり、一度感染すると、治ったあともウイルスが潜伏、月経時や体力が低下しているときに再発を繰り返す。
症状
初感染はデリケート・ゾーンに3~7日間軽いかゆみが起こり、のちに痛みのある水疱ができる。水疱がつぶれると排尿時に激しく痛む。
治療法
鎮痛剤、消炎剤の軟膏の塗布、抗ウイルス剤(内服液・注射・軟膏)
尖圭コンジローマ
病気の説明
ヒューマンパピローマウイルス(HPV)の感染によって起きる。(主にHPV6、11型が原因)セックスやそれに類似する行為により感染する。潜伏期間が長く、感染後1ヶ月~半年たってから症状が出ることも多く、いつ感染したのかわからないことがある。このウイルスの仲間に、子宮頸がんの原因になるもの(主にHPV16、18型等)がある。
症状
膣口や小陰唇、肛門付近にイボができ、範囲が広がると排尿痛、性交痛などを伴うこともある。かゆみや灼熱[しゃくねつ]感がある。
治療法
5%ベセルナクリーム、10%ポドフィリンアルコール、治らない場合は、電気メスやレーザーでイボを切除、漢方でイボをとるものもある。
原因ウイルスであるヒューマンパピローマウイルス(HPV)の感染予防ワクチンが開発されており、現在日本では承認の申請中である。
淋病
病気の説明
淋菌の感染によって起こり、セックスで感染するが、まれに抵抗力のない女性や子どもが浴場やプールなどから感染することがある。
症状
おりものが増える。排尿痛がある。デリケート・ゾーンがかゆくなる。
治療法
抗生物質
梅毒
病気の説明
トレポネーマ・パリダムという微生物の感染によって起こり、感染力が高い。セックスで感染し、長い期間をかけて全身に症状が進行するのが特徴。
症状
初期はほぼ無症状。大陰唇、小陰唇、膣口付近のデリケート・ゾーンに小さなしこりや、そけい部(下腹部のうち、足のつけ根の部分)のリンパ節がはれ、それが自然に消えたあと、バラ色の発疹が出る。しかし、これもまた自然に消えるので、気づかないことが多い。血液検査で診断される。
治療法
抗生物質
HIV感染症/エイズ
病気の説明
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)が免疫細胞に感染、増殖して免疫力が低下する。血液、精液、膣分泌液、母乳などが感染源であり、進行すると死に至ることもある病気。
症状
感染後2週間ほどで、風邪のような症状が出る。5~10年ほど症状がなく、カリニ肺炎、カンジダ症などの合併症が起き、エイズが発症する。エイズ発症後は免疫力がなくなり、さまざまな病気で死に至ることも。
治療法
抗HIV薬でHIV-RNA量を下げる

※トリコモナス膣炎・カンジダ膣炎は入浴時など、性行為以外でも感染するケースがあります。

※カンジダ膣炎や性器ヘルペス症、尖圭コンジロームは、一度症状が治まっても、カラダの抵抗力が落ちたときに再発することがあります。

※エイズにかかると、感染後しばらくは無症状のことがほとんどで、潜伏期間を経て発病します。そのため、気づかないまま人にうつしてしまう可能性があり、それが大きな問題となっています。もしも少しでも感染の不安があるならば、保健所か婦人科で早めに検査を受けましょう。ほとんどの自治体で、保健所の検査は無料で受けることができます。

どこでHIV検査を受けられるかを調べるときは

「エイズ予防情報ネット」http://api-net.jfap.or.jp/
「HIV検査・相談マップ」www.hivkensa.com

STD予防と治療法

セックスのときはコンドームを

STDの予防には、セックスのときに最初からコンドームを使用することが第一です。セックスの前には排尿し、シャワーを浴びて、お互いのカラダを清潔にしてから行うようにしてください。不特定多数の人とのセックスを避けるということも大切なことです。また、オーラルセックスでも感染することがありますので、注意が必要です。⇒「避妊」の項

出血をともなうセックスは避ける

膣炎などで出血があるのにセックスを行うと、ウイルスに感染しやすくなります。また、月経中のセックス、アナルセックスは避けるようにしてください。

完全に治るまできちんと治療して

STDで産婦人科を受診したときには、まずデリケート・ゾーンの様子を見て、内診で膣や子宮の粘膜の状態を調べます。おりものを採取して、細菌やウイルスの有無を調べたり、場合によっては血液検査をすることも。ほとんどのSTDが2週間程度で治りますが、個人差があるので、完全に治るまできちんと治療を続けることが大切です。医者の許可が出るまで、セックスはひかえましょう。⇒「婦人科を受診」の項

必ずパートナーといっしょに治療を

感染したときは、必ずパートナーといっしょに治療することを忘れないでください。カレには泌尿器科を受診してもらいましょう。また、婦人科でふたり分のクスリを出すこともできます。あなただけがよくなっても、パートナーが病原体を持っていれば再感染してしまいます。ふたりで一緒に、しかも同時に治すことが大切です。

  • はばたけソフィガール アイディア会議
  • 女の子だけがわかる歌
  • はじめてからだナビ
  • はばたけソフィガール

Copyright© Unicharm Corporation

unicharm