オンナゴコロ白書では、「オンナゴコロアンケート」の集計結果をもとに、みんなが気になっている、でもなかなか人には聞けない、リアルで身近なテーマについて、女の子のホンネを探ります!オンナゴコロをひも解くと、そこに思わぬ発見があるかも?!

◆オンナゴコロ白書 Vol.17 「いつか…」のために今できること 妊娠・出産ときちんと向き合って

今月のテーマは「妊娠・出産」。そろそろという人、まだピンとこない人…年齢や環境によって様々だと思いますが、「その時がきたら…」と先延ばしにして、実はきちんと向き合ったことがない女性も多いのでは?子供がほしいと思ったときにスムーズに妊娠に至れるよう、生理サイクルを理解することはもちろん、妊娠や出産への知識を深めたり、日頃から健康なカラダ作りをしたり、今から出来ることがあります。そこで今回は、女性のライフサイクルにおける妊娠・出産についてあらためて考えてみたいと思います★
まずは、最近の女性がどれくらい「妊娠・出産」を意識しているのか?リアルなオンナゴコロを探ってみました!

アンケートからオンナゴコロをひも解く!

今月のテーマ

「妊娠・出産」

婚活ならぬ、“妊活”が密かなブームに!?「いつかは産みたい」と考えている全ての女性へ…

妊孕性(にんようせい:女性が妊娠する力)は、35歳を過ぎた頃から急激に低下するといわれています。自分らしく生きる現代女性は、活動的で外見も若々しく見えますが、カラダの機能は年齢と共に確実に変化していくのです。晩婚化・晩産化が進むなか、今は仕事やプライベートに忙しいけど、「いつかはママに…」と漠然と考えている人も多いのでは?妊娠・出産について考えるのに早すぎるということはありません。いざ「産みたい」と思った時に焦らなくてすむよう、今から備えておきたいもの。最近では"妊活(にんかつ)"なんて呼ぶようですが、ご存知でしたか?…ここで正しい知識を身につけておきましょう☆まずは、みなさんがどのくらい「妊娠・出産」を意識しているのか、アンケート結果から見ていきます!

Q.「妊活」という言葉を、聞いたことはありますか?

最近、女性誌などでよく使われている「妊活」(=妊娠に備えてのさまざまな準備)という言葉ですが、全体で4割弱とまだあまり知られていないよう。年齢別のグラフを見てみると、結婚や妊娠・出産を考え始める20代・30代の認知が最も高く、今後広い世代に浸透していくと考えられます。

Q. 最近、あなた自身、妊娠や出産を話題に、友人や家族と会話したり、意識する機会が増えましたか?

「あまりない」の34%が最も多い回答でしたが、「ある」(「よくある」「たまにある」合計)とこたえた方が51%と過半数を超えたことから、女性にとって 「妊娠・出産」は少なからず気になるトピックスであることが伺えます。年齢別のグラフからは、適齢期である20代・30代では、より「妊娠や出産」への意識が高まることがわかります。

Q. 出産の経験はありますか?

経験者と未経験者がほぼ半数という結果に。年齢別グラフを見てみると、30代で経験者が未経験者の割合を上回り、全体として半々になることがわかります。

Q. 出産前と出産後を比較して、ココロやカラダに変化はあった?

出産を経験した女性のほとんどが、出産後ココロやカラダの変化があったと答えています。「妊娠・出産」は、女性に大きな変化をもたらす、まさに人生の一大イベントと言えますね。

みんなの声
  • 妊娠することは大変奇跡的なことで 出産までたどりつくのも大変なことなんだなと感じた。
  • (かかりん 30代 フルタイム)
  • わが子の出産という、痛みや大いなる喜びといった、何にも代えがたい経験を経て、人生観が大きく変わった。
  • (Alice-mama 40代 主婦)
  • 妊娠前は子供が大の苦手でしたが、我が子のかわいさは格別でした。特に、末っ子は半端なくかわいいです。あんなに子供嫌いだった自分が、今は子供に赤ちゃん言葉でしゃべって何よりも大切な存在になっています。
  • (みぃちゃんまま 20代 主婦)
  • 妊娠前は、子供の世話なんてと思っていたが、生んで育てていくと思っていたよりも子供っておもしろいなあと思えることが多くて、生んでよかったなあと思っています。
  • (ウクレレママ 30代 主婦)
  • これまで自分中心だったけど、全てが子供中心になりました。イラッとしてしまうことや心配ごとも増えましたが、それより何よりも幸せを感じることが増えました。守るべきものがあって、無条件に愛している子供は本当に宝物であり支えです。出産で人生観が変わった気がします。
  • (☆シド☆ 30代 主婦)
  • 強くなれた気がする。出産前と比べて、家事もフルタイムの仕事も、ますます頑張れるようになった。
  • (メリワカメ 30代 フルタイム)

妊娠・出産をするために普段から気をつけていることは?

「出産したい」と思った時にスムーズに妊娠できるよう、普段から健康管理には気をつけておきたいものですが、アンケート結果ではどの項目も30%前後と、日常的に意識を持って取り組むのはなかなか難しいようです…。それでは、「妊娠・出産」とは切っても切れない生理について、みなさんがどう考えているのか次の質問で聞いてみました。

「生理」に対する意識はどちらに近い?

A:生理があるって面倒。できたらなければいいのに。B:生理は子供を産むためになくてはならない大切なもの。

回答Aの「面倒」と考えている人が、1位と3位を合わせて59%と半数以上を占めることから、生理に対するネガティブなイメージはぬぐえないよう。しかし、妊娠・出産を考えた時、何よりも大切なバロメーターとなるのが「生理」です。生理周期の乱れや月経痛はココロやカラダの不調を教えてくれるシグナルであり、隠れた病気を知らせてくれるサインでもあります。これからは、生理を「妊娠・出産」に導いてくれる嬉しい出来事と捉えて、ポジティブに考えられるとよいですね☆

(データの出典)
★「妊娠・出産」に関するアンケート(ユニ・チャーム調べ)
調査対象:ユニ・チャームWebサービス登録者(女性)
調査方法:インターネットアンケート
調査実施期間 : 2011年12月1日~2011年12月28日
回答人数:5,169人
※回答に条件や制限を設けていないため、各アンケート結果に相関性はございません。
※上記アンケート結果は実施期間終了時点のデータを集計したものです。現在「オンナゴコロアンケート」にて掲載されている結果と誤差が生じますことを、予めご了承ください。

妊娠・出産について考えてみよう

学生時代の性教育で主に習ったのは「望まない妊娠をしないための知識」でした。一方、「妊娠するための知識」については、実は詳しく知る機会がなかった…という人も多いのではないでしょうか?最近は、内面の輝きと日々のお手入れで、いくつになっても美しい女性はたくさんいますが、妊娠・出産だけはいくつになってもできるわけではありません。今は仕事に、旅行に恋愛に…と忙しい毎日を送っていても、「いつかママになりたい!」と願っている女性は多いはず。その「いつか…」に向けて、いま出来ることは何なのか。将来の妊娠に備えて、ポジティブに「妊活」してみませんか?妊娠の目安となる生理のことや、卵子について詳しく知ることで、妊娠・出産に向けてベストなライフプランを描きましょう!

今から出来る!「妊娠・出産」に向けたカラダ作り ~ソフィからのアドバイス~

妊娠や出産について話をしていると、女性でも意外に知らないことがたくさんあることに驚かされます。いくら医学が進歩したとはいえ、年齢と共に妊娠の可能性は低くなってしまうのが現実…。「今すぐ」でなくても「いつかは産みたい」と考えているなら、そのために出来る準備はなるべく早くしておきたいものです。まずは妊娠・出産ときちんと向き合って、正しい知識を持つことからはじめましょう!

advice01. 自分のライフプランをきちんと考えて!

ソフィからのアドバイス

健康な男女がタイミングを合わせて性交して妊娠する確率は、1回の排卵あたり20~30%程度と言われています。4回に1回、つまり欲しいと思ったらすぐにできるわけではないのです。しかも、年齢が上がるにつれてこの数値は下がっていき、35歳を過ぎた頃から急激に低下します。
20代はまだまだ遊びたい盛りですし、30代前半は女性にとっても働き盛り…ですが、あとで後悔することのないよう、自分のカラダのことをよく理解した上で、ベストなライフプランを立ててください。

advice02. 生理周期を知ることは「妊活」の第一歩!

ソフィからのアドバイス

まだ若いし、まだ結婚もしていないし…妊活といわれても具体的にイメージがつきにくい方もいるでしょう。ですが、妊娠・出産しやすいカラダをつくることは、つまり健康になるということ。今からはじめて早すぎることはありません。自分の生理周期を知り、体のサイクルを把握することは女性であれば必要なことです。まずは、基礎体温をつけることからはじめてみましょう。自分の妊娠しやすいタイミングはいつか?きちんと排卵しているか?婦人科系の病気のサインはないか?わかることがたくさんあります。生理は自分のカラダやココロと向き合うきっかけと考えて、ポジティブに受け止めてください!

受精のチャンスは1カ月にわずか3日間!

ソフィからのアドバイス

避妊をしなければ妊娠する、というわけではありません。精子の寿命は3日間程度といわれていますが、排卵した卵子の寿命は、個人差がありますが6~24時間ほど。したがって、単純に考えると妊娠の可能性が高いのは排卵前2日間と排卵日のわずか3日間ということになります。(逆にをその日を外しさえすれば妊娠しない…というわけではありません。妊娠を望まない場合は必ず避妊を!)
スムーズに妊娠するためには、日ごろから基礎体温をつけたり、排卵チェッカーを利用したりして、自分のカラダのサイクルを把握しておくことが大切です。

advice04. 卵子の数には限りがあります!

ソフィからのアドバイス

精子が毎日つくられるのに対し、卵子は生まれた時すでに卵巣の中に持っている数百万個だけで、新たにつくられることはありません。毎月1個卵子を排出していくので、年を重ねれば残りの卵子の数も少なくなります。また、私たちの見た目や体力と同じで、卵子も老化します。年を重ねて古くなった卵子は、質も低下するので、妊娠する力も低下していってしまうのです。「そのうちに…」と言っている間に、カウントダウンは始まっているのです。

advice05. 年に一度は婦人科検診を!

ソフィからのアドバイス

立ち上がれないほど痛い、寝込むほどツライ…など、重い生理痛を訴える人がいますが、これはカラダからのサインかもしれません。月経痛には心配な病気が隠れている場合が多く、不妊の原因ともなる子宮内膜症や子宮筋腫などが疑われます。また性感染症は不妊の原因となることもありますし、そのまま妊娠すると母体感染や流産、早産の危険も高まります。いつかは妊娠・出産を望むなら、年に一度は婦人科検診を受けてチェックしましょう!

advice06. “冷え・睡眠・食生活”毎日のことだからこそ気をつけて!

ソフィからのアドバイス

東洋医学では「冷えは万病のもと」といわれ、血流が悪くなるとさまざまな不調をもたらすといわれています。冷えによって臓器の働きが弱まると、妊娠しづらいカラダになってしまうので、オフィスや外出先でも、日頃から出来るだけ冷やさない工夫をしてください。冷たい飲み物・アイスの摂りすぎやムリなダイエットは禁物です。

質の良い十分な睡眠は、カラダや内臓、ひいては子宮を元気にしてくれます。生理周期をみても分かるように、女性のカラダは1日1日のリズムの積み重ねで保たれています。そのリズムは、ストレスなどで簡単に崩れ、ホルモンバランスの乱れを引き起こすので、デリケートな女性のカラダを守るためにも、質の良い睡眠を日々とるようにしましょう。

“生きることは食べること”なんて言われるように、食生活が元気な卵子を育みます。女性のカラダに良いとされる、抗酸化食品(ココア・ブルーベリー・大豆・ごま…など)を多くとったり、良質なホルモンをつくるために良質の油脂(オリーブオイル・菜種油・青魚…など)を選んだりと、自分のカラダのことを考えて食材選びをしてみるのもいいですね。そして、忙しい中でも、バランスのとれた食事を心がけてください。

The Adviser 今月お話を聞いた先生
堀出由里先生

はるねクリニック銀座 堀出 由里先生
一般婦人科診療に加えて不妊治療費助成施設として不妊・不育症の診療や避妊・妊活・更年期などの内分泌専門治療を実施しているクリニックです。
所在地:東京都中央区銀座1-5-8 6F
URL:http://www.haruneclinic.com/