経⾎を活⽤した次世代ヘルスケアサービス

F e m S c a n
フェムスキャン

いつもの生理を、
からだと向き合う
きっかけへ。

経血には、女性のからだの状態や変化を繊細に映し出す、
重要な手がかりが数多く含まれています。
ソフィFemScanは、この貴重な生体情報に着目し、
HPVスクリーニングをはじめとする経血解析の新たな可能性を切り拓く
PoC(試験運用)をスタートしました。
これにより、従来の検査で感じられていた痛みや不快感を軽減し、
よりやさしいヘルスケア体験を目指しています。
現在、この取り組みを共に進めるパートナー
(PoC協力企業・アカデミア・医療機関など)を募集しています。
女性が自らのからだをより深く理解し、
しなやかに、そして自由に生きられる世界へ。
ソフィFemScanとともに、その新しい扉を開いてみませんか。

Why now?

なぜ今、
経血に注目するのか?

見過ごされてきた「情報の宝庫」

経血には血液のほか、子宮内膜細胞や膣分泌液などが含まれ、月経周期やホルモンバランス、
子宮の健康状態を映し出す有用な生体サンプルです。また、子宮頸部や子宮体部といった婦人科
がん発症部位に近い場所から排出されるため、がん由来DNAを含む可能性があり、超早期発見を
目指す研究も進みつつあります。

子宮内膜組織 血液 膣分泌液

経血から始まる、
次世代ヘルスケア

採血のような痛みや負担なく、自宅で経血を採取してチェック
できる。そんな仕組みが整えば、からだの変化をいち早く知り、
日々の健康管理に活かすことが“あたり前”になるかもしれません。
こうした特性から、経血は次世代のヘルスケアを切り拓く鍵とし
て注目されています。

Development

ソフィFemScanの
取り組み

これまで経血を安全かつ簡便に採取する方法が一般に確立されておらず、研究体制の遅れから経血
の情報は十分に活用されてきませんでした。ソフィFemScanはこの課題に挑み、日常の生理から
経血を手軽に回収・分析できる仕組みを開発しています。

FemScanの製品イメージ

ソフィFemScanの製品イメージ

About FemScan

ソフィFemScanの
概要・使い方

特別な操作は不要。
いつもの生理で、経血を採取。

ソフィFemScanは、ユニ・チャームの吸収
技術を応用した経血転写用パッドを使用。
生理中にナプキンと一緒に装着するだけで、
経血サンプルを簡単に採取できます。
採取後は、付属キットでろ紙に転写し乾燥、
封筒に入れて投函するだけ。自宅から送付さ
れたサンプルは専門機関でPCR解析が行われ、
現在はHPVスクリーニングに対応しています。

ソフィFemScan
セルフチェックの流れ

STEP01

経血を採取する

STEP02

転写袋に入れる

STEP03

経血を転写・
テスターを
取り出す

STEP04

乾燥ケースに入れる

STEP05

封筒に入れて
ポストへ投函

STEP06

結果を
マイページで確認

Solution for FemScan

子宮頸がんリスクの
予防に向けた
HPV
スクリーニングへの応用

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、子宮頸がんの主な原因とされており、その感染の有無を把握
することが重要です。しかし、日本における子宮頸がん検診の受診率は依然として低く、検査に対
する不安や心理的なハードルが、その一因となっていると考えられます。

80%の女性が一度は感染 定期的な検診による早期発見が大切

40%の受信率 日本の子宮頸がん検診受診率は、先進国で最低水準

70%の女性が子宮頸がん検診の知識が 「ない」「あまりない」と回答 70%の女性が子宮頸がん検診の知識が 「ない」「あまりない」と回答

「からだと向き合う第一歩」

ソフィFemScanは、
この社会課題に応えるべく、
経血を使った自宅でのHPV
スクリーニングのPoCをスタート

これまで検診を受けづらかった方々が「からだと向き合う第一歩」を踏み出しやすくなり、
将来的な検診受診率の向上や子宮頸がん予防の推進につながることが期待されています。

ソフィFemScanの特徴 生理時の経血活用 HPVウィルスの有無をDNAレベルでチェック ご自宅で完結

ソフィFemScanの特徴

生理時の経血活用

生理時の経血活用

HPVの有無をDNAレベルでチェック

HPVの有無を
DNAレベルでチェック

ご自宅で完結

ご自宅で完結

健康保険組合・
企業人事・
自治体の皆さまへ

ヘルスケアの未来を、
ともにつくる
仲間を求めています。

ソフィFemScanでは、以下のような機関・
組織との
共創パートナーを募集しています。

健保組合

企業

教育機関など

自治体

取り組み内容の一例

経血検体の回収・分析実施
データの集約と研究協力
健康経営/福利厚生/DE&I支援への活用

ご関心のある企業・自治体・団体の皆さまへ
個別説明・資料提供なども承っています。お気軽にお問い合わせください

研究・医療機関の皆さまへ

さらにソフィFemScanでは、経血を活用した医療・研究の進展に向け、
HPVスクリーニングにとどまらず、幅広い婦人科領域への応用を見据え、
アカデミアや医療現場との共同研究を積極的に推進しています。

ご関心のある
研究・医療機関の皆さまへ

個別説明・資料提供なども承っています。
お気軽にお問い合わせください。

共同開発・技術背景

ソフィFemScanは、ユニ・チャーム独自の不織布・吸収体技術に加え、
分子腫瘍学の第一人者である佐藤孝明先生(iLAC代表)の監修のもと、
産学連携による共同研究をもとに開発されています。

共同研究パートナー 佐藤孝明先生 株式会社iLAC 代表 / 筑波大学 特命教授 筑波大学プレシジョン・メディスン開発研究センター センター長

共同研究パートナー

佐藤孝明 先生

株式会社iLAC 代表 / 筑波大学 特命教授

筑波大学 プレシジョン・メディスン開発研究センター センター長

「生理のタイミングを活かした経血検査は、これまでの婦人科検診における
心理的・身体的ハードルを下げる革新的なアプローチです。
医療現場との橋渡しを担うこの技術に、大きな可能性を感じています。」

ご関心のある企業・自治体・団体の皆さまへ
個別説明・資料提供なども承っています。お気軽にお問い合わせください

よくあるご質問(FAQ)

Q

PoC(試験運用)にかかる費用はどの程度ですか?

PoC期間中は、検査キットの提供や結果分析にかかる費用を当社が
負担いたします。詳しい情報についてはお問い合わせください。

Q

PoCの対象者条件の設定や人数の制限はありますか?

製品の特性上、女性従業員を対象と想定しています。
具体的な対象範囲や参加人数については、ご要望に応じて検討
させていただきます。

Q

PoCの実施期間はどの程度を想定していますか?

3~6カ月程度を想定していますが、状況や目的に応じて調整可能です。

Q

従業員の個人情報やプライバシーはどのように保護されますか?

検査結果は本人にのみ通知されます。なお、個人が特定できない形でデ
ータ処理を行い、貴社には検査数等の定量データのみをご報告いたしま
す。

Q

企業として期待できる効果やメリットは何ですか?

女性従業員の健康意識向上、早期発見による医療費削減効果、先進的な
健康経営の取り組みとしてのブランディング効果などが期待できます。

運営:ユニ・チャーム株式会社(ソフィFemScanプロジェクト)