ドロッと経血もサラッと吸収!
「ソフィ はだおもい®」シリーズがリニューアル
新しくなった「ソフィはだおもい」開発者の声
多くの女性から支持をいただいている「ソフィはだおもい」シリーズが、この秋、新しくなって登場しました!ここでは、従来の「ソフィはだおもい」との違いや商品の特徴にとともに、完成するまでの道のりや商品にかける想いを、開発者に語ってもらいました。
野田祐樹さん
グローバル開発本部 商品開発部 マネージャー
経歴:入社よりナプキン一筋!もちろん、はだおもい導入当初から開発担当。現在は海外向け商品を含むファミニンケア商品の開発に携わっている。
さらなる肌へのやさしさを追求して、導き出されたこたえとは
― 新しくなった「ソフィはだおもい」ですが、商品の特徴について、今までとの違いも含めて教えてください。
「最大の特徴は、ドロッと経血を
分散・吸収する※ユニ・チャーム独自の特許技術です。」
今までの「ソフィはだおもい」との違いであり、今回発売する商品の最大の特徴は、ドロッとした経血まで吸収する特殊なシートを搭載している点です。これまでのナプキンでは、粘度の高いドロッとした経血は吸収できず、ナプキンの表面に残ってしまっていた。
それが、肌トラブルや不快感の原因になっていたのです。今回、ユニ・チャーム独自の技術であるナプキン表面への「サラクリーンミスト」塗布により、ドロッとした経血を分散・吸収し、さらにナプキンの表面に特殊な穴を開けることで、吸収後のベタつきを70%カットすることに成功しました。つまり、長時間ナプキンをつけていても、サラサラが持続するようになったんです。
※かたまりを含む極端に粘度の高い経血は吸収できません。
― これまでの「ソフィはだおもい」も肌へのやさしさを追求した商品でしたが、さらに肌にやさしくなったということですね。
「触れればわかる、最高の肌ざわりをみなさんにもぜひ実感してほしい。」
ドロッと経血の表面残りが解消されることで、肌トラブルは軽減すると思います。さらに、なめらかな繊維でできた表面シートなので、肌触りも格段にアップしています。実際に触れていただければ、その違いはすぐにわかるほど。繊維自体を以前使用していたものより細くしたことも、なめらかさアップの秘訣です。ぜひ最高の肌触りを皆さんにも実感して欲しいです。
― 開くとすぐに目に入ってくる表面シートのハー卜のステッチがかわいいですね。これも今回の改良ポイントですか?
「機能はもちろんデザインにまでこだわって、生理中の女性をサポートしたい。」
女性が使用する商品ですから、機能はもちろん細かいデザインまで配慮しています。憂鬱になりがちな生理中だからこそ、少しでも気持ちが癒されるよう、ナプキンの表面にはハートのステッチを、裏面にはハートのプリントを施しています。みなさんの気持ちが少しでも明るくなればと願っています。
開発陣の努力とこだわりの結晶、多くの女性に届けたい
― 開発時に苦労されたことはありますか?
「ドロッと経血と肌ざわり、両方を実現するのに約10年の月日がかかりました。」
もっとも苦労したのは、「ドロッと経血を分散・吸収させること」と「肌ざわりのよさ」の両方を実現することでした。これまでの技術では、ドロッと経血の問題を解決するには、肌ざわりを犠牲にするしかなかった。しかし、肌にやさしい商品として、肌ざわりは絶対に譲れないポイント。約10年の月日をかけて「ドロッと経血を分散吸収シート」を開発、それにより両方同時に実現することが叶いました。
― どんな女性に使ってほしいですか?
「ナプキンに悩みや不満のある方は、まず使ってみてほしい。」
全ての女性に使っていただきたいのはもちろんですが、ナプキンに何かしらの悩みを抱えている方にまずは試してほしい。ドロッとした経血まで吸収するわけですから、吸収力にものすごく優れています。一度使ってもらえば、今までのナプキンとはまったく違うことを実感できると思います。こんな悩みを抱えている方は、ぜひ使ってみてください。今回、「ソフィはだおもい」と「ソフィはだおもい極うすスリム」の2種類がリニューアルします。
経血量やその日の予定で使い分けてもらえればと思います。
※かたまりを含む極端に粘度の高い経血は吸収できません。 *当社従来品
進化をつづけることで世の中の女性の笑顔を支えていきたい
― 開発者として、今後の目標や課題についてお話しいただけますか。
「女性の声に応えることで、これからもナプキンの進化を支えたい。」
ナプキンの性能は年々高まっています。これで完成と思わず、女性がまだ声に出せていない悩みを吸い上げ、それに応える商品を作っていきたい。いち早くニーズを満たして、世の中の女性を笑顔にできるようこれからも研究・開発に邁進していきたいですね。
― 最後に、開発者として心がけていることはありますか?
「男性ならではの客観的な視点で、女性の願いを形にしていく。」
常に消費者目線で仕事をするよう心がけています。もっとも、私は男性ですから、できる限り女性になりきる努力が必要ですが(笑)。実際、女性の心理的な部分を理解できるよう女性誌をチェックしたり、トレンドを勉強する意味でアパレルショップや下着屋さん(妻同伴)を見て回ることも。男性だからこそ、客観的に女性について見ることができるのはひとつの強みだと思っています。顔よりもデリケートな部分に使用するナプキンという商品について、もっと関心を持ってもらえる世の中になればと願っています。