女性のカラダ情報

産後と産後の生理

産後の女性のカラダには、月経の経血量や周期が変わるなど、さまざまな変化が起こります。どのような変化が起るのか、順を追ってみていきましょう。

産後のカラダの変化

子宮の回復

子宮の回復

お産直前までは、胃のあたりまで伸びていた子宮も、お産のあとはおへその下まで小さくなります。その後、徐々に縮んでいって、約1ヶ月半くらいで妊娠前の大きさにもどっていきます。

お産のときの会陰切開を縫合した傷も、退院する産後1週間のころには傷口もくっつき、1ヶ月後にはたいていきれいに治っています。

悪露の変化

0日~3日目 赤色悪露
暗赤色で血液が主。甘いような独特のにおいがあります
量:多量
3日目~8日目 褐色悪露
ヘモグロビンが変色し、肉汁のような色に。白血球がまざっています。
量:中程度
8日目~14日目 黄色悪露
子宮内の剥離した上皮がまざることもあります。
量:少量
14日目~28日目 白色悪露
透明な分泌液が主になってきて、やがて消失します。
量:ごく少量

産後には、悪露[おろ]とよばれるお産のあとの血が混じったおりものが出ます。子宮内に残っていたものが出てくるのですが、色や量などが変化していき、これが産後の子宮回復の目安になります。産後3~4日ぐらいまでは、新生児用オムツぐらいの大きさの産褥[さんじょく]パッドを使います。その後、量が減ってくれば、生理用ナプキンで間に合います。産後1~2ヶ月でふつうのおりものに変わっていくことがほとんどです。また、トイレのあとは必ず、前から後ろへ消毒綿でふくようにします。

産後の月経はいつ再開する?

産後の月経の開始には、かなり個人差があります。1ヶ月後に始まる人もいれば、1~2年止まったままの人もいます。これには、赤ちゃんに母乳をあげているかどうかが大きく関係しています。授乳中はプロラクチンという乳汁分泌ホルモンがたくさん出ており、このホルモンに排卵を抑制する作用があります。そのため、赤ちゃんに母乳をあげているあいだは排卵が起こりにくく、月経もなかなか再開しないというわけです。

母乳は母体にも赤ちゃんにもよいもの

赤ちゃんが母乳を吸う刺激が脳に伝わると、プロラクチンのほかにオキシトシンという乳管を刺激するホルモンが出ます。このホルモンには母乳を出やすくさせる働きのほか、乳管と同時に子宮を収縮させる働きがあるため、出産によって伸びた子宮を早く回復させることにもつながります。
また、母乳、とくに最初に出る初乳には、赤ちゃんの病気への抵抗力を高める物質が入っています。

産後のすごしかた

産後の無理は禁物

産後のお母さんはマタニティーブルーといって、急激なホルモンの変化と育児に対する不安から、一時的に情緒不安定になることがあります。カラダも出産によってダメージを受けているので、無理は禁物、疲れすぎないように注意したい時期です。まだデリケート・ゾーンのうっ血が残っていて、感染症にもかかりやすくなっているので、清潔と安静がなにより大切です。

産後のセックス

セックスは、産後の1ヶ月健診で医師からOKをもらってから開始するようにしてください。まだ月経が起こらないからと安心して避妊しないでいると、いつ排卵が起きて妊娠するかわかりません。すぐに次の赤ちゃんを産むのでなければ、コンドームIUD(子宮内避妊器具)などを使って避妊することを忘れないようにしましょうね。⇒「避妊」の項

産後にゆるんだ筋肉には産褥[さんじょく]体操を

産後に体形がくずれてしまってと悩む声は多いですが、妊娠中にゆるんでしまった腹筋や骨盤底筋を鍛える産褥体操がとても効果的です。産後すぐ始められるものから、わりとハードなものまであるので、カラダの回復に合わせて少しずつ生活に取り入れてみましょう。

出産により、多くの人が一時的に尿もれに悩まされています。しかし、産後しばらくすると、ほとんどの人が元にもどって治りますので、とくに気にする必要はないでしょう。なかなか治らず、気になるときは、泌尿器科に相談しましょう。
⇒「泌尿器系の悩み」の項

>> ユニ・チャーム「尿もれケアナビ」

回復を早める産褥体操

産褥体操は、分娩・出産で伸びた筋肉の回復や疲労の回復を早める運動です。ほかにも血行を良くする、子宮の回復を促す、おっぱいが出るようになるなどいいことずくめ。無理せず軽い運動から始めて、だんだん回数をふやしながら規則正しくつづけましょう。自分の好きな音楽を聞きながら行うのもいいですね。

1日目

肩回し、首回しの運動

上半身のコリ・疲れを解消

肩回し、首回しの運動_1

いすか床にすわって。指先を肩につけ、ひじを内側・外側に回します。

肩回し、首回しの運動_2

1:肩の力を抜いて、首を前に倒します。
2:ゆっくりと後ろに首を倒れるところまで倒します。
3:首をゆっくり回します。左右それぞれ。

深い深呼吸

体中がまだこわばっていませんか?お産の疲れをとる運動でリラックス。産後の回復が早まります。

深い深呼吸_1

1:ゆっくりと鼻から息を十分に吸います。

深い深呼吸_2

2:口から大きく、フーッとゆっくり吐きます。

足の運動

  • 足の運動_1

    1:両足をそろえてつま先をピンと伸ばします。

  • 足の運動_2

    2:足首を体のほうにグッと曲げます。

  • 足の運動_3

    3:左足のつま先をピンと伸ばし、右を曲げて。

  • 足の運動_4

    4:左右交互に同じ事を繰り返します。

足の運動_5

1:足の裏側を向かい合わせ、つま先を内側に。

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2:そのまま反対側に反らせます。

2日目

乳筋、授乳のための運動

授乳をスムーズに行うため、胸筋を強化。

乳筋、授乳のための運動_1

1:握りこぶしを肩に当て、ひじを押しつけます

乳筋、授乳のための運動_2

2:ひじを乳房の前で合わせ、振り子のように。

乳筋、授乳のための運動_3

3:ひじを内から外へ回し、最初の姿勢に戻って。

腹筋、骨盤底筋の引き締め

妊娠・出産でゆるんだ筋肉を早いうちに元に戻すための運動です。

腹筋、骨盤底筋の引き締め_1

1:ひざを曲げてウエストの下に両手を入れます。

腹筋、骨盤底筋の引き締め_2

2:息を吐きながら背中を下へ押しつけます。

腹筋、骨盤底筋の引き締め_3

3:足を組み上の足で下の足を軽く叩きます。

3日目

足を上げ、骨盤底筋、腹筋の強化

ここまで順調にきたらシェイプアップにもつながるように、少しずつハードな体操にしていきましょう。

足を上げ、骨盤底筋、腹筋の強化_1

1:ひざを曲げてウエストの下に両手を入れます。

足を上げ、骨盤底筋、腹筋の強化_2

2:まず右足をベッドに直角になるように上げて。

足を上げ、骨盤底筋、腹筋の強化_3

3:ピンと上に伸ばし一呼吸おいてからおろします。

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