婦人病・婦人科

ストレスと生理の関連

ストレスがうまく解消されないと、自律神経のバランスがくずれてきます。すると、月経不順や無月経などカラダだけでなく、うつ状態などココロにも不調が。自分なりのストレス解消法を見つけて、いつも元気なカラダとココロでいましょうね。

ストレスと女性の不調

過度なストレスは不調の原因

ストレスは、人が生活するうえで避けられないものです。ストレスと聞くと、マイナスのイメージを持つ人が多いですが、適度なストレスは緊張感やヤル気を生み出します。しかし、過度にストレスがかかると、自律神経のバランスがくずれて、ココロやカラダにさまざまな症状を引き起こします。

自律神経のバランスがくずれるとみられる主な症状

自律神経のバランスがくずれるとみられる主な症状

1. 目
疲れ目、涙目、目があかない、痛い、目の乾きなど
2. 頭
頭痛、頭重感など
3. のど
異物感、圧迫感、イガイガ感、のどが詰まるなど
4. 耳
耳鳴り、めまいなど
5. 口
乾き、口の中や舌が痛いなど
6. 呼吸器
息苦しい、息が詰まる、息ができない、酸欠感、息切れなど
7. 心臓・血管系
動悸、胸部圧迫感、胸の痛み、めまい、立ちくらみ、のぼせ、冷え、血圧の変動など
8. 手・腕
しびれ、痛み、冷え、ほてり、感覚異常など
9. 消化器
食欲不振、食道や胃のつかえ、異物感、吐き気、腹部膨満感、下腹部の張り、胃の不快感、便秘、下痢、ガスがたまるなど
10. 生殖器
月経不順、月経痛、不感症、性交不能、外陰部のかゆみや痛みなど
11. 泌尿器
頻尿、尿がでにくい、残尿感など
12. 足
しびれ、冷え、ほてり、痛み、ふらつきなど
皮膚
多汗、汗が出ない、冷や汗、皮膚の乾燥、かゆみなど
筋肉、関節
首や肩のコリ、痛み、関節のだるさ、力が入らないなど
全身症状
倦怠感、疲れやすい、めまいがする、微熱が続く、フラフラする、カラダがほてる、食欲がない、眠れない、すぐ目が覚める、起きるのがつらいなど
精神症状
不安、恐怖心、イライラ、気がめいる、怒りっぽくなる、集中力や意欲の低下、やる気が出ない、ささいなことが気になる、記憶力や注意力の低下、すぐ悲しくなるなど

ストレスから月経不順や無月経に

ストレスが原因となって起こる病気や症状はさまざまですが、女性の場合は月経不順無月経が圧倒的に多いといえます。月経は、女性のカラダのバロメーターです。仕事や職場の人間関係などで悩んでいたら、月経不順になったというのはめずらしくないこと。転職や引越しなどで環境が変化したときは、ストレスがたまりやすいので気をつけましょう。

ストレスからココロの病気になることも

月経トラブルのほかにも、ストレスは、肩こりや腰痛、不眠、胃痛、下痢、便秘、頭痛、冷え性、拒食、過食など、さまざまな症状を引き起こします。
ひどくなると、胃潰瘍[いかいよう]や十二指腸潰瘍[じゅうにしちょうかいよう]、腸過敏症などの病気になる人もいます。また、最近はうつ病などココロの病気になる人も増えてきています。うつ病は、早期発見し、早めに治療を受けることが大切です。気になっていることがあれば、お一人で悩まず、早めに心療内科や精神科などに相談しましょう。

ストレスからくる肩こり、首のこり

ストレスからくる、肩こりや首のこりに悩まされる女性は少なくありません。ココロの緊張と、カラダ、とくに筋肉の緊張は無関係ではないのです。筋肉の緊張が続くと、血流が悪くなり、肩こりなどを引き起こします。
加えて、一日中パソコンに向かっているなどデスクワークが多い仕事は、首や肩にストレスがかかって、慢性的な肩こりが多くなります。
肩こりや首のこりを解消するためには、血行を良くして、筋肉の緊張をといてあげましょう。そのためにできるセルフケアは、ストレッチで筋肉を伸ばしたり、シャワーなどで肩や首を温め血行をうながすことなど。レンジで温めて肩の上に乗せる温湿布や、寝るときにひく遠赤外線マットなど、肩こり解消グッズもおすすめです。
また、オフィスでもちょっとした時間があったら、軽い体操をして肩や首の緊張した筋肉をほぐすと、かなりラクになりますよ。

肩の運動・くびの運動

肩の運動

肩の運動

くびの運動

くびの運動

ストレスとじょうずに付き合う方法

疲れをためずにカラダを休める

多かれ少なかれ、だれでもストレスを受けて生きています。ただ、カラダが疲れすぎていると、回復力がおとろえて、ストレスがたまる一方になってしまいます。たまりすぎたストレスは、カラダやココロをむしばんで、病気となってあらわれますので、そうなる前にカラダを休めましょう。忙しい仕事がひと段落したら、温泉に行くなど、ゆっくり休養をとることも大切ですよ。

十分な睡眠がカギ

ストレスを感じたときは、まずはぐっすり眠ることをおすすめします。睡眠は、カラダを休めるだけでなく、ココロの疲れもとってくれるからです。逆に、十分な睡眠がとれないと、カラダの疲れもココロの疲れも解消されず、翌日に残ってしまいます。
なかなか眠れないときは、ぬるめのお風呂にゆっくりつかってからベットに入るようにしてはいかがでしょう。カラダが冷えていると、寝つきが悪くなるものです。忙しくてお風呂につかる時間がない場合は、足湯だけでも効果があります。
また、子守唄のような、眠りをさそう曲を聴くのもいいでしょう。クラシックや、小川の流れなど自然の音なども、リラックスさせ、眠気をさそう効果があるそうです。

自分なりの解消法を見つけて

ストレスはためすぎず、少しずつ発散することが大切です。マッサージや半身浴など、日常行える自分なりの解消法を見つけましょう。
スポーツでカラダを動かすことも、ストレス解消につながります。とくに、デスクワークが多い仕事をしている人は、週に1回でもいいのでカラダを動かして、リフレッシュしましょう。
趣味を持って好きなことに熱中したり、旅行や温泉に出かけて気分転換したり、親しい友人とおしゃべりしたり……。自分が本当に楽しいことをするのが、一番のストレス解消法ですね。

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