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「卵巣がん」ってどんな病気?

「卵巣がん」ってどんな病気? 「卵巣がん」ってどんな病気?

卵巣は女性のカラダのなかでも、いちばん腫瘍ができやすいところです。多くは良性の「のう腫」ですが、約1割程度が、悪性の「卵巣がん」です。良性か悪性の卵巣がんかを見極めるのは大変に難しく、最終的には手術による検査が必要になります。検診制度はありませんが、年に一度の子宮がん検診時に、必ず内診と超音波検診を受けて卵巣の状態をチェックしてもらいましょう。

初期の卵巣がんの自覚症状は?

卵巣がんは初期には痛みなどの自覚症状はほとんどなく、静かに進行するため、「ちょっとお腹が張っているかな」「少し太ったかな」と思うくらいで、気づきにくい病気です。これは卵巣が、胎児を保護する「骨盤」という大きな空間の中にあるため、かなり大きくなるまで、周囲の臓器を圧迫しないためです。

ただ初期でも、「ウエストが太くなった」「骨盤に圧迫感がある」「おなかが張る」などの症状が出る場合もあります。腫瘍が大きくなると、不正出血、頻尿や便秘、発熱、体重減少、だるさなどで気づくこともあります。

●早期発見するにはどうすればいい?

卵巣の病気には、初期にはっきりした自覚症状がないうえ、子宮がんのような、卵巣がんの検診制度もありません。ですから、子宮がん検診のときなどに、卵巣の検査もあわせて行うことが大切です。早期発見は困難ですが、エコーや画像診断を用いた婦人科の検査で、ある程度の判定は可能です。卵巣がんが発生していた場合でも、積極的に卵巣の定期検診を受けていたことで、手遅れになる前に予測がつき、早期治療ができる場合もあります。

卵巣がんにかかりやすい人はどんな人?

卵巣がんにかかりやすい人はどんな人?

卵巣がんは、30代以降から閉経期の女性に多い病気ですが、まれに10代や高齢の患者さんもおり、すべての年代の女性が気をつけなくてはいけない病気といえます。特にリスクが高いのは、以下のような人です。

・未婚・未産の人

・親や姉妹に卵巣がんの患者がいる人

・肥満の人

・糖尿病、高血圧の人

・喫煙者

卵巣がんにはどんな種類があるの?

卵巣にできる悪性腫瘍には、若い世代(10-20才代)を中心に発生する「卵巣胚細胞腫瘍」と中高年女性(40-60才代)を中心に発生する「上皮性卵巣がん」があります。

*卵巣胚細胞腫瘍

卵巣の中の胚細胞にできるがんです。発生率が低く、抗がん剤がよく効くため、治療ではできるだけどちらかの卵巣を残し、妊娠の可能性を残すようにするのが一般的です。

*上皮性卵巣がん

卵巣をおおう上皮にできるがんです。卵巣がんのほとんどを占め、卵巣がんといえば一般的にこの上皮性卵巣がんを指します。その中でも抗がん剤がよく効く「漿液性腺がん」「類内膜腺がん」、抗がん剤が効きにくい「明細胞腺がん」「粘液性腺がん」の4タイプに大きく分けられます。

卵巣がんの検査はどんなふうにするの?

検査、診断は一般に次のように行われます。

卵巣がんの検査はどんなふうにするの?

卵巣がんにはどんな治療方法があるの?

卵巣がんにはどんな治療方法があるの?

治療の基本は切除手術ですが、がんの組織を取り除いたうえで、抗がん剤による化学療法も行います。卵巣がんは、がんの中でも抗がん剤が効きやすいといわれていて、近年は新薬の開発により、長期生存率もアップしています。

初期に発見できて、将来、妊娠や出産を望む場合は、がんの性質をよく見極めたうえで、病巣のない卵巣や卵管を残して切除手術をする場合もあります。進行した場合は両方の切除手術が必要になります。

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