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初めての婦人科受診。気をつけることは?

初めての婦人科受診。気をつけることは? 初めての婦人科受診。気をつけることは?

婦人科は恥ずかしいし、行きにくい…なんて感じている人はいませんか。でも定期的な検診を受けておくと、病気の早期発見・早期治療につながります。体調が悪いときなど、気軽に相談できる“かかりつけの婦人科”を持っておくと安心ですよ。

●体験談

*生理不順(月経不順)で初めて婦人科へ行きました。日ごろ、自分がどんなライフスタイルなのか、食事面、衛生面などいろんなことを聞かれて、話しているうちに自分でも気づかされる点がいくつかありました。ふだんはじっくり自分を見直さないので、とてもいい機会をいただき、それ以来自分のライフスタイル全般を気にかけるようになりました。基礎体温も今では日課になっています。歯磨き感覚で習慣にしてしまえば楽チンですよ♪(にゃん子・23才)

*2年前突然出血があって心配になり、近所の婦人科へ行きました。おそるおそるだったのですが、「ここ病院?」って思うほどインテリアもおしゃれで温かい雰囲気が漂い、待合室もゆったりしていて、診察も配慮がありました。婦人科も変わってきているんだなと実感しました。(hiyori・28才)

*検尿があるなんて知らずに、家を出る前にトイレへ行ってしまって、なかなか出ず苦労しました。内診は抵抗があったけど、いざやってみるとぜんぜん痛くないし、先生も話しやすい方だったので安心しました。超音波検査でモニターに映った自分の子宮とか卵巣とかが見られてビックリでした。(chopon・23才)

体験談

どんなときに婦人科へ行く?

どんなときに婦人科へ行く?

●女性のカラダの相談なら、ほとんどOK!

婦人科は、妊娠・出産や生理(月経)に関する症状はもちろん、膀胱炎や貧血、便秘、腰痛、更年期障害のようなホルモンバランスが原因となっておこる症状、たとえば骨粗鬆症、頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、手足の冷えなど、さまざまな女性のカラダの不調をみています。婦人科医は女性のホームドクターと思って、気軽に足を運んでみるのもよいでしょう。

●婦人科の疾患が原因でおこる症状もあるんです

たとえば腰痛のあるとき、先に整形外科に行くべきか迷うこともあるでしょう。実際、骨や関節に原因があって腰痛がおこっている場合はそれでもいいのですが、女性の場合は子宮筋腫や卵巣のはれ、生理痛(月経痛)などが原因で腰痛がおこっていることも多いのです。

また貧血も、女性の場合は経血の量が多いことが原因となっているケースが多くみられますし、膀胱炎(→「泌尿器系の悩み」の項で紹介)もセックスが原因で感染していることがあります。もちろん診断の結果、婦人科と関係ない症状とわかれば、ほかの科を紹介してもらえます。実際、腰痛なら整形外科へ、痔なら肛門科へ、腹痛なら内科や消化器科へ、精神的な悩みの場合は心療内科やカウンセリングなどを紹介するというケースは多いものです。また、現在は世界の良き医療を取り入れた統合医療という考え方も出ており、通常の治療に加えて東洋医学などの代替医療を取り入れた治療が行われることもあります。

病院選びのポイント

病院選びのポイント

●目的がある場合は、その分野の専門医を選びましょう

どんな医療機関を選ぶかは、症状によって異なります。不妊治療や妊娠・出産など受診の目的がはっきりしている場合は、その分野の専門医を選ぶようにしましょう。受けたい検査や治療が可能かどうか、また、女医さんを望むのであれば女医さんがいるかどうか、自由診療の場合は保険がきかないので、保険適用かどうかなど、事前にホームページや電話で確認しておくことも大切ですよ。

初めての診察の流れ

●準備

予約

受診の前に、電話をして予約が必要かどうかの確認をしましょう。このとき、女医を望むなど、希望することがあれば、相談してみます。

タイミング

何か異常があるときは、できるだけ早く受診します。生理中でもかまいません。検診などで急がないときは、生理の終わりごろが適しています。

服装

内診や超音波検査などを受ける場合もあるので、できるだけ脱ぎ着がラクなものを。下着を脱いでもおおうことができるフレアースカートなどのほうがいいかもしれません。なお、受診の前にデリケートゾーンを洗うのはかまいませんが、膣のなかまで洗うと、検査に影響するので避けましょう。

持ち物

保険証、現金、ナプキンなどのほか、基礎体温をつけている人はグラフ表を。

●診察

1:受付

受付で健康保険証を出して、初診であることを伝えます。基礎体温表を持参しているときは、受付で提出するか、診察の際に提出するか確認しましょう。

2:待合室で問診表などを記入

順番を待つあいだに問診表や診察申し込み表などを記入します。

問診表のおもな項目

  1. 初めて生理があった時期 
  2. 生理周期と日数、経血量、最終月経の日時
  3. 生理に関係するトラブル(生理不順や不正出血、生理痛など)の有無 
  4. おりものの有無と量、トラブルがあればどんな症状か
  5. 結婚、出産、流産、中絶の回数や状況など 
  6. 子宮がん検診の有無 
  7. これまでにかかった病気と年齢
  8. 現在、服用している薬
  9. アレルギーなどの特別体質の有無 
  10. 家族や姉妹がかかった婦人科系の病気やそのほかの大きな病気

 

3:問診室

3:問診室

看護師さんからの質問に答えます。内容は、生理の基本データ、冷え性や寝つきが良いか悪いかなどの体質のこと、ストレスの有無など多岐にわたります。仕事や恋愛の悩みが不調の原因になることもあるので、気になることがあれば伝えておきましょう。

4:診察室

診察室では、問診の結果をもとに医師の診察を受けます。心配な症状があれば、きちんと医師に説明し、治療や検査のことでわからないことも遠慮せずに質問するようにしましょう。

ひととおり話をしたあとは、内診に入ります。内診台に乗ると、炎症やしこりがないかを視診(目で見て診察すること)します。その後、子宮や膣の状態を調べるため膣鏡という器具を入れ、膣の様子やおりもの、びらん、ポリープ、出血などの有無をみます。このとき、必要があれば子宮頸がんの検査をします。続いて、医師が膣に指を入れ、子宮の大きさや位置、かたさをチェックします。

*内診のコツ

内診は恥ずかしいとか、痛いのではないかと心配になる人も多いと思いますが、正しい診断のために必要な検査のひとつ。緊張して硬くなったりせずに、リラックスして検査に臨むことが受診のコツです。まだ性経験がない人、どうしても抵抗感がある人は、遠慮せずに気軽に看護師や医師に相談してみてください。内診をせずに、超音波検査など、ほかの検査で様子を見ることもできます。また、性感染症で受診する人は、おりものの検査をしますので、病院へ来る前に膣のなかを洗うのは避けてください。

5:いろいろな検査

内診のあとは、必要に応じて次のような検査をします。

5:いろいろな検査

6:診断の結果説明

6:診断の結果説明

診断当日に結果が出る場合は、医師から病名や治療方針などの説明を受けます。後日になる場合は、次回の診察日を決めます。ここでも不安なことがあれば、積極的に聞きましょう。納得いくまで理解しあえば、医師との信頼関係も生まれます。

7:会計

7:会計

薬局で薬をもらうときは、薬剤師に服用方法を確認して、会計をすませましょう。常用薬がある人は、問診表に記入しているので、事前に確認されているはずですが、気になるときは、再度確認しましょう。

ブライダルチェック

ブライダルチェック

●最近では性感染症の検査も

結婚前に受けておいたほうがいい検査として、病院やクリニックなどで設けている一定のコースを、ブライダルチェックと呼んでいます。一般的には、婦人科のがん検診、超音波検査、尿検査、胸部X線検査、血圧測定、心電図検査、血液検査(血液型、貧血など)、肝機能検査(B型肝炎)、風疹などの抗体検査、梅毒の検査などが含まれます。

病院によって多少検査内容が違うこともあり、最近ではクラミジアなどの性感染症やエイズ検査をするところも増えています。自治体によっては一部の検査費用を補助してくれる制度もあるので、活用してみてくださいね。

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